はじめまして!この春、広報部 兼 制作部に配属されました木村です。
今回のBlogは、629incにおけるコミュニケーションの現状や取り組みについて
新人目線から掘り下げてご紹介いたします💁🏻🐣
プロフェッショナルな現場でこそ、社内コミュニケーションは組織の土台として常に意識すべきテーマです。
特に私が兼任する制作部では、現場で沢山の方々と協力しながらひとつのLIVE映像をつくり上げています。
今回はそんな幅広く活動する「制作」を主軸として、交流事情をのぞいてみましょう!
“想定外”に備える、629の文化
まず、現場当日を迎える何週間も前からすでに綿密な連携が始まっていることに驚かされました。
「準備がしっかりしている」
と、言ってしまえば簡単ですが、内容はクライアントとのやり取りから膨大な資料作りチーム内での役割分担…
そして当日のリスク想定までに至ります。
とても書ききれないような量のタスクを、細かな前提や意図まで漏れなく事前にミーティングし、すり合わせる文化があることに圧巻しました。
私がまだ現場に本格的に参加する前から、
LIVE現場には ”すべて想定通り” はない
――そんな緊張感をひしひしと察しました。
現場の穏やかさは、信頼から生まれる
制作部では「ルーム」と呼ばれるチーム単位で動いており、数人ごとに分かれてそれぞれのプロジェクトを担当しています。
私は入社してからの約3ヶ月間で10回ほど、各ルームに加わり出動しましたが
すべての現場を通して実感したことは「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」と「多方面への気配り」の重要性です。
現場当日には一瞬の判断が求められる場面も多く、制作内のメンバー同士の共通理解や意思疎通の質が求められます。
そのため常にメンバー同士が互いの動きや居場所、タスクの進捗を把握することが不可欠です。
現場ではシーバーでのやりとりも頻繁に行われますが、逐一「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」を欠かせず行うことで精度を高めていく様子があらゆるセクションとの良好な関係づくりに繋がり、それらが結果的に映像を通してクライアントとの信頼につながっているのだと実感します。
どのルームも緊張感のある空気になりがちな現場の中、基本的には穏やかな雰囲気が保たれており
事前準備を怠らず、チームのコミュニケーションの積み重ねがその土台となっていると感じました。
また、チーム内だけでなく外部セクションとのやりとりでも伝達のタイミングや共有先を自主的に考え、多方面へ配慮することが求められます。
現場環境に合わせた資料づくりや、環境に応じたケータリング・飲み物、暑さや雨の対策など…
――「誰のために、”今”何をすべきか」
丁寧な準備と柔軟な気遣いが、大前提として、現場全体を支える大切な土台になっているのだと学びました。

想定外はつきもの。だからこそ準備を重ねる
制作の仕事は、現場が終わればすべておわり。ではありません。
現場終わりにも気を緩めず、各ルームでは細かく打ち合わせを設定し、次に繋げるためのアフターミーティングも行われています。
このミーティングでは
「反省点はなにか」
「解決策はなにか」
「次回にどう繋げていくか」
など、自分自身の反省点や週打ちで共有するポイントをオープンに話し合い、次回の現場をよりよいものにするため洗い出しと記録を取っていきます。
アフターミーティングは、日々のコミュニケーションの中でも特に重要な場だと感じました。
ルームごとに色は異なるものの、共通しているのは「クライアントをはじめとするステークホルダーを大切にする」という姿勢。
それがメンバー全体にしっかりと浸透しており、上下関係にかかわらず共有されていることが印象的でした。
想定していたスケジュールがずれたり、必要なものが一時的に不足したり、突発的なトラブルが発生したり
我々にはそのすべてを「なんとかする」責任があります。
だからこそ、「必要なときに、必要なものを、必要なかたちで」届ける準備を。
段取りと事前確認は当然として、現場に入るまでにいかに多くのケースを想定できるかが重要になってくるのだと
アフターミーティングを通して思いました。
ルームに括られず制作部全体ではどうするべきなのか
ルームごとの結束力は非常に高く、信頼関係も深いと感じました。
ですが、それだけでは全体最適にはなりません。
そこで制作部では、毎週1回「制作部週打ち」を実施し、ルームを横断した情報共有と関係性づくりを行っています。
定例の打ち合わせであっても、現場での課題やエラーを題材に
「何を共有すべきか?」「その解決方法に再現性はあるのか?」といった視点で、時には時間を忘れて議論が交わされることもあります。
「ルームごとに色がある」と前述いたしましたが、それぞれの色をただ並べるだけでなく
組み合わせやバランスを丁寧に調整してよりよい形へと整えていく ーー
その積み重ねによって、今の629制作部がつくられているのだと感じました。
また、629全体として「どうあるべきか」という共通の軸がしっかりと定められているからこそ、各ルームがその方針のもとで柔軟にアップデートを重ね、日々進化しているのだと思います。
─「仕事」も「オフ」も全力!それが629らしさ─
その他にも、音楽を流しながらお肉を楽しむ「肉フェス🥩♪」や、出勤前に体を動かす「629運動会🏃」など、
アイスブレイク的なイベントがさまざまな形で定期的に開催されています!

仕事中のプロフェッショナルな姿とは一転、629メンバーが全力で遊びをも楽しむ様子が印象的でした。
私が特にびっくりしたのは懇親会の盛り上がりと流れで、プロデューサー、カメラマン、編集までその場で揃え一夜で一つの映像を作ってしまったことです。。
(もはや恐ろしさえ感じました)

オンとオフのメリハリがある629の社風。仕事中はプロとして互いに高め合い、オフの時間はとことん楽しむ。
そのバランスが、良い組織づくりの大きな柱になっていると感じました。
─私なりのコミュニケーション─
私はありがたいことに、広報としても制作としても、たくさんの方と交流させていただく機会に恵まれています。
その中で私が目指したいのは、私自身だけでなく、629全体のコミュニケーション環境をより良くしていくことです。
その第一歩として、先日、社内報を発行いたしました!✨️
社内報は、629チームの間に“架け橋”のような存在をつくりたいという想いからスタートした取り組みです。

ルームを超えて、部署を超えて、そして629全体として、より連携力のある環境を目指して。
私なりに全力で、さまざまなコンテンツをお届けしていきたいと考えています📮